絶・対・に・創作の役に立たない映画評のブログ

創作に役立つ、オススメの映画を紹介

のび太と狂気の山脈  『ドラえもん のび太のカチコチ南極大冒険』(2017)

 

f:id:pixymoterempt:20190104183257p:plain

南極で遊んでいたら、謎の巨人に襲われるのび太一行


 腹一杯かき氷を食うため、のび太たちは南極へ。

 だが、ドラえもんには氷の災難が降りかかる、と妹のドラミから警告される。

 こういうしょーもない動機で導入が始まるあたり、さすがドラえもんだ。
 子ども心が分かっている。

 

 快適な空間を演出するため、イスとテーブルを用意。
  これ、『蒼き鋼のアルペジオ アルスノヴァ』で見たぞ。

 

 


 メンタルモデルのチャットルームじゃねえか。

 

  南極に遊園地を作って遊んでいたら、10万年前の氷からリングが。
 しかし、南極に人類が足を踏み得れたのは今から200年前のはず。
 だが、大昔に人類がいたかも知れない。
 落とし物を届けるために、のび太一行は南極地下深くを掘り進む。
 
●この映画のポイント
 

 数あるドラえもん映画の中でなぜ、本作にしたのか。

 

 この映画には、いわくがあったからである。

 

『狂気の山脈にて』
 
 がモデルだとか、と噂になっていた。
 
 

 両方を知っている人のブログにて「デマ」と判明した。

 

 しかし、氷を簡単に掘る機械は、実際に小説で登場した道具に近いらしい。

 

 今回のヒロインは宇宙人だ。
 自分の星を凍らせた邪神を止める術を探して、地球へやってきた。

 

 のび太は例の如く、ほんやくコンニャクで対話を試みる。

 ところが、ほんやくコンニャクが凍る!

 

 そこでのび太は、道具で熱してもらい、往年の片岡鶴太郎ばりの熱々コンニャク芸を見せる。

 

 秘密道具で強化されたジャイアンの歌声は、ラヴクラフトの邪神すら退ける。

 

●創作の役に立つ?

 

 大いに役立つんじゃないかと。

 

 今回の敵はヤバくて、氷河期を人為的に作り出せる邪神ロボットである。

 

 しかも、彼らはそれを「進化を推進する善行やんけ!」と考えている。

 

「事実、カンブリア紀って、氷河期を経て発生したんやぞ!」と。

 

 そこに住む生命の気持ちなど、考慮していないのだ。

 

 

 ヒロインは、地球に、母星を救える手立てを発見したのである。
 
 自分の星と地球、救えるのはどちらか一つ。

 

 ヒロインは重大な決断を迫られる。

 

 星を救うリングを手に、ヒロインは重大な決断を迫られる。
 苦悩するヒロインに対し、ジャイアンは非情な煽りを行う。
「地球を救うためにリングを寄越せ!」と。

 

 で、全てが終わった後のフォローが素晴らしい!


 これだよ! これこそドラえもんよ!

 

●結論

 フォロは大事だよ~♪ 

 

●余談

 
 後味の悪いシナリオにしないところが、歴代ドラえもんが愛されている部分ではないかと。