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オーシャンズ8(2018) オーシャン11の妹が真っ当に人生を歩むわけがない

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ダニー・オーシャンの妹

 デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック:本田貴子)は、『オーシャンズ11』の主人公、ダニー・オーシャンの妹。
 出所した彼女は、早速窃盗を行う。
・店にある品物を「買ったばかりの未開封品」と因縁をつけてレジ係とケンカし、持って帰る。
・チェックアウトした人の名前を覚えて「飛行機が欠航になったから元の部屋に泊めろ」とロビーに電話。まんまと一流ホテルに泊まる。 

盗みの計画

 
 右腕のルー(ケイト・ブランシェット:塩田朋子)を呼び出し、デビーは盗みの計画を話す。
 デビーには狙っている宝石があった。
 地下一五メートルに眠るエリザベス・テイラーのネックレス。
 ニューヨーク市メトロポリタン美術館で行われるファッションの祭典、「メットガラ」に展示されている宝石をネコソギ奪う作戦だ。
 主催者はハイウッド女優のダフネ・クルーガー(アン・ハサウェイ:甲斐田裕子)である。
 
 まず、宝石を見せてもらう信用を得るため、落ち目のファッションデザイナーを口説き落とす。「ダフネのドレスをデザインしてみないか?」と。
 
 続いて目利きがきく女性をスカウト。
 ハッカーとスリを獲得し、そしてかつて仲間だったディーラーを誘う。

 ディーラー提案で、3Dプリンタを用いてレプリカ作ろうぜという話に。

 それには元のデータが必要。宝石をスキャンさえできれば、複製できるという。
 ネックレスを見せてもらうため、デザイナーが乗り込む。
 
 専用のメガネをかけて読み込み開始!
 だが、視聴する場所が地下なためデータが飛ばない!
「お日様の元で見ないと美しさが分からないわ!」
 と、地上で見せてもらう。

 

生じた亀裂


 順調と思われた計画。
 だが、ルーは協力者の中にいた男性を見て、デビーに反発する。
 協力者の男性が、かつてデビーを裏切り、刑務所に入れた男だったからだ。
 デビーは彼に復讐しようとしていた。

 しかもネックレスには特殊な磁石で着脱する仕組みだった。


 どうなるオーシャンズ!?

ポイント:タイトルの時点で、あなたはダマされている!

 マジックでもそうだが、本作はとにかく「見えている死角」をテーマに盗みやダマしが行われる。
 やたらトイレの監視カメラにスポットが当たったり。
(監視カメラをトイレ内に配置することは、州法で禁止されている)


 この技術により、観客は見事にダマされる快感を得る。

 

 だが、本当のダマしは、冒頭以前から始まっていた。

 

 実は、タイトルからして騙されている。

「オーシャンズ8」と言っておきながら、宝石泥棒メンバーは7人しかいない!


「8人目誰やねん!?」

 と思っているあなた、ご安心を。ちゃんと存在するので。

まとめ

 観客を欺くには、見えている死角を狙う。
 

余談

 本作には、マット・ディモンが出るはずだったらしい。
 ただ、色々とゴタゴタして、出演シーンは全部カットされているとか。