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ジェーン・ドウの解剖(2016) 解剖医を襲う儀式犯罪ホラー

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身元不明女性の解剖

 一家三人の惨殺したいがあった家の地下から、身元不明の女性が掘り起こされた。

 検死官を務めるオースティンとトミー親子はラジオを大爆音で流しながら、検死の訓練をしていた最中だった。

 オースティンが彼女とデートの約束を交わした直後、死体が運ばれてきた。

 老体のトミーを一人残して遊びになど行けない。
 オースティンは父の元へ。午後11時に来てくれと彼女と約束した。

 これが、最悪の事態を生むと知らずに。

儀式犯罪?
 
 遺体の状態はキレイだ。
 調べてみると、手足の関節は砕かれ、舌は切断され、肺は焼かれていた。

 なのに、外傷はどこにもなかった。 

胃の中に、小さな布包みが入っていた。
 中には被害者から抜き取った歯が。布には奇妙な文字と紋章が描かれている。

 さらに調べていると、ラジオが嵐の到来を伝える。

 ラジオは最後に、「あなたがたは逃げられない」と。

 
 直後、嵐が発生し、証明は砕け、停電になる。
 瞬間に見えた奇妙な人影の出所をさぐるため、オースティンは廊下へ。

 見つけたのは、虫の息になった飼い猫だった。
 トミーは猫を介錯し、ペット用の火葬場へ。

 詳しく調べると、皮膚の内側にすら、呪文のような文様が書かれていた。
 人間のなせる技ではない。

 
 被害者は儀式的犯罪によって殺害されたことが分かった。

 何か不吉なモノを呼び出してしまったのだろうと。


 身の危険を感じたオースティンは、被害者の解剖を諦め、遺体を燃やそうとした。
 だが、燃えたのは手術室の天井だけ。

 被害者の身体は、以前よりキレイになっていた。
 
 極限状態の二人をさらに追い詰めるかのように、悲しい事故が起きる。
 
 オースティンは、逃げようと思えば逃げられた。
 父を一人残して、さっさとデートに向かえばよかったのだ。

 そうすれば、彼女がこの家に戻ってくることもなかった。

 後に、それが正解だったとオースティンは深く後悔する。

 
 そもそも、解剖を引き受けるべきではなかったのだ。

ポイント:小道具


 
 冒頭シーン、物音が聞こえ、オースティンは廊下に出ると、恋人に驚かされた。
 恋人は、死体を見たいという。

 父が許可しないと言うが、父トミーは見せてやるという。

 彼女は、遺体の足首にくくりつけられた鈴に着目する。
 これは、遺体が本当に死んでいるかどうかを確認するための道具だという。

 この小道具が、中盤で活きてくる。

 遺体が歩いてきたと分かるような演出になっているのだ。

まとめ

 印象的な小道具を用いて、恐怖を演出する。

余談

 本作の解剖シーンは実にリアルである。

 耐性のない人には、あまりオススメしない。